昔から、温泉には効能を引き出す正しい入浴法がありました。
詳しくは温泉ごとに違うのですが、とりあえずこの程度憶えていてください。

1
入浴前には30分以上の休憩をとる。
2
掛かり湯、かぶり湯を念入りに済ませてから、ゆっくり肩まで湯の中へ
3
温まってきたら、湯の中で静かに手足、腰の運動を。
(息切れするほどの長湯や過度の運動は避けてください)
4
湯から上がったら、60分ほどの休憩をとる。


湯から上がっても上がり湯はしないのがコツ

温泉を楽しんだあと、すぐにシャワーや真水から沸かした湯を浴びる、いわゆる「上がり湯」はやめた方が賢明です。実は、タオルで拭いても、湯上がりの肌には温泉の成分が残っているのです。
それがじっくりとからだに入り込み効能を発揮してくれるので、そのまま浴衣を着込んで、成分がしみ込むのを待ちましょう。温泉に入るとあとあとまでぽかぽかと温かいのは、このせいです。
なお酸性泉のように、肌にとても刺激の強い温泉もあるので、泉質と体質の相性を考え、泉質によっては上がり湯が必要なこともお忘れなく。

「湯文(ゆぶみ)」をしっかり読みましょう
湯文とは、湯浴みの心得のこと。ほとんどの温泉では、泉質・効能と一緒に、入浴法と禁忌事項が明示されています。禁忌事項はからだの注意書き。入浴前に目を通し、必ず守って、 温泉浴を楽しんでください。

温泉水の飲用は慎重に
温泉水は、飲むことで浴用とはまた違った効能を発揮します。でも、成分の豊富な温泉水のこと、体質や体調をチェックし、正しく飲用することが大切です。湯文(ゆぶみ)を読んで、自分に合った泉質・効能であることを確かめてから、湧出口に近い湯を口の中でかみ砕くようにゆっくりと飲み込むのがコツ。また、まれに飲用に適さない湯もありますから、注意してくだ さい。

飲んだら入るな、が基本
飲酒しての入浴は、心臓に想像以上の負担をかけます。温泉でも禁忌事項のひとつとなっています。

 

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